1984年2月、主演映画『すかんぴんウォーク』公開と主題歌「モニカ」リリースで衝撃のデビューを果たした吉川晃司。大森一樹監督と組んだ主演映画「民川裕司3部作」、音楽チャートを席巻した楽曲の数々。彼は日本のエンターテインメントカルチャーに風穴をぶち開け、時代の寵児となった。
その後もソロアーティストとして、また、COMPLEXでの活動を通じて、常にロックシーンを牽引してきた。また、一時封印していた俳優活動も、2000年代に入ってから再開。ジャンルの枠組みを超えて、圧倒的な存在感を放っている。
WOWOWでは、「吉川晃司 40th Anniversary Live Tour Final」オンエアを記念して、彼の出演映画やライブ番組、ドキュメンタリー、ミュージックビデオコレクションなどを数カ月間連続特集する。自らの生きざまをすべてに刻み込む吉川晃司のスリリングな活動の軌跡。その魅力は唯一無二にして空前絶後のものだ。今回の特集を通じて、過去から現在に至る彼の足跡をたどり、その先に彼が思い描く未来を感じてほしい。